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三浦春馬の『カネ恋』どう観る?

何気なく観られないドラマ『カネ恋』

 

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TBSで火曜夜10時から全4話完結で放送されることとなった三浦春馬の遺作ドラマ。

『おカネの切れ目が恋のはじまり』略称『カネ恋』が現在2話まで放送されている。

おカネを正しく使うことにこだわり、モノにも恋にも一途な清貧女子を松岡茉優が演じ、お金にルーズな浪費男子を三浦春馬が演じる。

正反対の価値観を持つ2人のじれキュンなラブコメディ。

とても楽しくて明るいお話のドラマだ。

主演の松岡茉優も演技が自然で本当に上手だなと思う。

きっと全国の多くの視聴者が気に入って楽しめる、そんなドラマになっていたと思う。

けれども、録画しておきながら私にもなかなか観る決心がつかないドラマになってしまった。

観たいような観たくないような複雑な気持ち。

だが、ようやく決心して昨日2話続けて観た。

こんなに明るいラブコメなのに、何でもない場面やふとした瞬間に感じる情緒感に泣けてきてしまう。

三浦春馬が演じていると思うだけで涙ぐんでしまう・・

三浦春馬演じる猿渡慶太を応援せざるを得ない気持ちになるのだ。

憑依型で役にのめりこむ三浦春馬のことだから、きっと。

撮影中のこの時も、三浦春馬自身は役の猿渡慶太になりきっていただろう。

観ている私もつい慶太は三浦春馬自身と思って観てしまう。

だから、慶太が少しほっこりしているようなシーンでは三浦春馬もそう感じている気がして・・私までほっこりして。

父親役の草刈正雄に怒られるシーンはこちらも胸が痛くなり。

慶太が少し幸せそうなシーンには心底ほっとして。

元カノまりあが慶太の良さに気づかず、彼の元を去っていく状況にフラストレーションを感じ。

 松岡茉優演じる玲子が無表情に淡々と慶太に接することには毎回ハラハラして。

お願いだからもう少し春馬くんに温かく接してあげてと思ってしまう。

HSPの人がドラマを見るといつもこんな感じだから。

お話の世界に入り込みすぎて本当に疲れる。

ただでさえ映画やドラマは感情移入しすぎてぐったりなるのに。

三浦春馬の遺作ドラマを見るなんて今の私には精神的にキツすぎる。

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『カネ恋』第1話の印象的なシーン

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心があちこちに揺さぶられて共感しすぎて疲労感いっぱいになりながら、それでも良かった、救われたと感じたシーンが1か所だけあった。

 

玲子が何年もお金を貯めて買う日を心待ちにしていた豆皿がある。

ようやく今日その豆皿を買えるという時。

目の前で慶太がバーベキュー用の皿として豆皿を買って行ってしまう。

後日玲子は慶太が購入後も豆皿を持っているものと思って、豆皿のことを問うと、実は既に使い捨てにされていたことを知る。

わずかな望みにかけ、慶太があの日捨てたという砂浜のごみ捨て場へ慌ててかけつける玲子。

しかし時すでに遅く・・不燃ごみは回収された後だった。

玲子は追いかけてきた慶太にこみあげる感情をぶつける。

『ほころびだらけなんです!!』

そして、慶太のジャケットを脱がせて『覚悟しておいてください』とジャケットを持って怒りながら去っていく。

以前から気になりながら見て見ぬふりしていた慶太のジャケットの袖ボタン。

とれかかっている袖ボタンを。

そのほころびをついに縫い直してやると決意した瞬間だった。

 このシーンがやはり一話では一番の見どころで盛り上がりの場面だろう。

とても良かった。

ここで流れる挿入歌のミスチルの『turn over?』

これがまたすごくいい感じに重なり胸にくる。

歌詞もちょうど重なっているように聴こえてグッとくる。

面倒くさくて手に負えないな

この愛という名の不条理

懲り懲りだって思うけどキミ無しじゃ辛い

forever love
I’ll make you smile

叫びたいくらいだダーリン

この人生で最大の出会いと悟ったんだ

我が人生で最愛の人は

そう キミ一人

ただ一人

 Mr.Children『turn over?』歌詞より

  念願だった大切な豆皿を先に購入されてしまっただけでなく、豆皿を使い捨てにされ処分されてしまったと知った時。

許せないという怒り半分、絶対この男のほころびを直して見せるという決意半分で感情高まる玲子。

これはもう恋?

いや恋をすっ飛ばしてもはや愛?

愛憎絡まりあうような複雑で深い感情?

それでもなぜか観ている私としてはホッとした。

玲子よ、どうか慶太(三浦春馬)をよろしく頼む、ほどけたボタンを繕うだけでなく。

どうか彼を公私ともにサポートしあげて!彼を守ってほしい、そして幸せにしてやってくれ!任せたぞ!と。

危なっかしい最愛の息子に堅実な彼女ができた時の母親の気持ちに似てるかも。

そんなでかい息子はいないけど。 

作り話なのに、

ただのドラマなのに、

祈る気持ちになってしまった。

このドラマ中、猿渡慶太役に憑依してなりきっていたであろろう三浦春馬

それを思うと、せめてお話の中だけでも、ほんのひとときでもいいから、役でいいから幸せを感じていて欲しかった。

だから、慶太と玲子の二人の距離が縮まる展開には胸が熱くなってしまった。

とにかくこのシーンはとても良かったと思う。

三浦春馬の底力

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本来ならただ清々しく面白いドラマとして見れるはずだったこのドラマ。

視聴者にただおもしろおかしく痛快に見終わってもらえる予定だっただろう。

視聴者は毎週火曜の10時を楽しみにしながら・・

三浦春馬北村匠海、三浦翔平の3人のイケメンたちと松岡の四角関係をドキドキハラハラしながら楽しむドラマだったのだろう。

視聴者は

「私なら年下でかわいい北村匠海からアプローチされたら揺れそう」とか。

「でも、年上で落ち着いている三浦翔平もいいな」とか。

「けど、やっぱり何と言っても三浦春馬最強」とか。

女性陣ならイケメン3人との恋を妄想しながら、何とも平和で癒やされるドラマになっていただろう。

ちなみに私ならもちろん三浦春馬だけど。

このルックスにしてこの危なっかしさ。

女性なら誰もがほおっておけない。

母性本能をくすぐられる。

三浦春馬のような完璧なイケメンの弱点や難点を見てしまうと、もう一生離れられない気がする。

しかも会社では教育係で家に帰ってもまた居候中の三浦春馬と一緒・・

という何とも嬉しすぎる贅沢すぎる24時間イケメンの圧迫感に埋もれる日々。

そんなの数日もいらないわ、秒殺で恋に落ちるわ。

私ってこんな恋愛観だから毎回失敗するんだな(笑)

などと一人ツッコミしながら、じれキュンしながらあっという間に最終回を迎えるはずだっただろう。

 

設定もストーリーも展開も楽しく明るく気持ちよく見れるドラマだったと思う。

 あんなことさえ起きなければ、、、。

 

それが、1話見終わるごとに彼の最期が迫っていると思わずにいられない。

刻々とその時が近づいていることを考えずに見ることはもはや許されない。

前代未聞でとてつもなく重苦しい4話完結ドラマになったのだ。

ドラマの中で生き生きと演じる三浦春馬を見ると、まだ彼がいるような気がしてしまう。

彼の満面の笑みを見るにつけ、このまま時を止めて欲しいと願わずにいれない。

 

しかしこの最後の遺作ドラマでも三浦春馬は俳優の底力を見せた。

このドラマ撮影中、彼はプライベートでかなりキツかったはずだ。

にもかかわらず、慶太という前向きで明るくてどこか憎めない笑顔いっぱいの陽キャラを、三浦春馬はテンションあげて見事に演じ切っている。

苦しい陰の部分をドラマの中で微塵も見せない。

やはりプロだった。

役者とはすごい。

今の自分の精神状態がどうであっても、演じる役どころにテンションを無理やり近づけて持って行くのだ。

なんて心に負担のかかる職業なんだろう。

視聴者に一切の陰りを感じさせないまま、このドラマで彼はプロとしての底力を見せつけた。

それを思うと余計。

懸命に演じていると想像すればするほどに、痛々しくて見ていられなくなる。

本当は相当に苦しかったのだろう。

そして、彼の実力や演技力とは全く関係ないのでほんの余談として言うけど。

こんな時まで三浦春馬は最高にカッコ良かったのだ。

色気やイケメンっぷり、その破壊力は凄まじかった。

本当に、本当に。

いつもと変わらず完璧なルックスと才能と色気をだだ漏れにして、彼は画面の中にいた。

最高に眩しく輝いたままでいなくなってしまった。

そんな三浦春馬を誰がどうやって超えられると言うのだ。

彼を超える俳優など現れるはずはない。

猿渡慶太は誰でもよかった?

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そんな実力派俳優三浦春馬

だからこその違和感だった。

慶太の役は三浦春馬でなくても良かったような気がする。

いや、ドラマ自体はすごく面白くて良いドラマだけど。

彼を最後に観ることができたのもこのドラマがあったお陰かもしれないのだけど。

でも猿渡慶太という役どころ。

これほどの実力派俳優をわざわざ起用するほど重要で難しい役どころでもなさそうだ。

ただの憎めない陽キャラの慶太。。影も裏の顔もなさそうな慶太。

他にも適任はいたのでは?

三浦春馬の多忙すぎるスケジュールに無理やりねじこむほどの大役でもない気がする。

三浦春馬でなければいけない理由は見当たらない。

 話題性が欲しかった?

もしくは、三浦春馬の本来のキャラクターとは真逆の役に役者としての可能性を求めたのか?

いや、三浦春馬がオファーを受けて演じると決めたのだから視聴者の私がとやかく言うことではない。

 

だけどやっぱり春馬くん・・

どんな仕事にも真摯に取り組む姿勢も分かっていたつもりだけど。

ファンの皆は思うだろう。

何よりもただ幸せでいてほしかった。

春馬くんに幸せになってほしかった。

何気ない、普通の幸せ。

映画『アイネクライネナハトムジーク』の多部未華子とのカップル役のような。

大切な人とのごく普通の幸せを感じていて欲しかった。

三浦春馬にこれからも幸せに生きていて欲しかった。

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