繊細ラボ

HSPというギフト

HSP関連あれこれ・・

MENU

HSPと共依存①

共依存とは

  前回の記事で書いた、境界線の話と関連してくる共依存という言葉があります。

皆さん共依存という言葉は聞いたことはありますか?

共依存とは、もともとはアルコール依存症の夫とその面倒を見る妻の関係を指す言葉としてアメリカで誕生したものです。

共依存きょういそん、きょういぞん、英語Co-dependency)、嗜癖(きょうしへき、Co-addiction)とは、自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存しており、その人間関係に囚われている関係への嗜癖状態(アディクション)を指す。すなわち「人を世話・介護することへの愛情=依存」「愛情という名の支配=自己満足」である共依存者は、相手から依存されることに無意識のうちに自己の存在価値を見出し、そして相手をコントロールし自分の望む行動を取らせることで、自身の心の平穏を保とうとする

引用 出典: フリー百科事典  『  ウィキペディアWikipedia

 

現在ではこの言葉の意味はアルコール依存症以外にも広がりを見せギャンブル依存症の家族、ドメスティックバイオレンス機能不全家族や対人援助職の現場でも見られる関係と言われるようになってきました。

 

簡単に言うと共依存とは、何らかの問題を抱える相手の世話をすることに自分の価値を見出してしまう人のこと。

 

f:id:change-oneself:20200214095925j:plain

 

アルコールや薬物たばこなどの物質に依存したり、ギャンブルや買い物などの行為に依存してしまう人たちがいます。そして、そのそばで問題を抱える人たちを世話してしまっている人たち・・この人たちを共依存と言います。

物質や行為に依存する人と同じように、共依存は人間関係に依存しているということです。

 アルコール依存や薬物など深刻な問題を抱える人以外には関係ないことのように思われがちですが、程度の差こそあれ、日本の社会では夫婦関係、親子関係は共依存関係であることの方がむしろ多いのかもしれません。

 

例えば引きこもりの息子とその母親や、家庭内暴力をする息子と母親、ギャンブルや浮気を繰り返す夫とそれを献身的に支える妻などは共依存関係にあると言えるでしょうし、また子供が自分でできる年齢になっても、先回りして何でもやってあげてしまう母親というのも、共依存の入り口にいるのかもしれません。

関係性は目には見えにくく、自分たちが共依存関係にあることは自覚しにくいため、この関係性から抜け出せずに苦しんでいる人たちは多いと思います。

 

しかし、一番問題となるのは、依存症者本人の周りで世話をする共依存者の存在が、依存症者本人の回復を妨げているという事実です。

 

献身的に世話を焼いたり、問題を抱える相手を変えようと躍起になり、説得したり懇願したり、責任を肩代わりしている間は、依存症者は自分の問題から目を背けていられるからです。

こうして、依存症者は共依存者のそばで物質や行為の依存を続けられることになり、なかなか解決していかないというわけです。

 

相手のことを思いやったり、支えあったり、守ろうとすることそれ自体は人間らしい関係性であり何も悪くないです。人はお互いに依存しあい支えあって生きているものです。しかし程度が過ぎた関係はやはり良くないのです。お互いを苦しめ、何より大切な自分の人生を滅茶苦茶にしてしまうのが共依存関係といえます。

  

HSPと共依存についてはまた次回。。

 

 

 

 

 

Copyright ©繊細らぼ All rights reserved.
プライバシーポリシー お問い合わせ