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HSPで愛着障害もある場合の心構え

愛着障害を抱えやすいHSPの心構え

以前の記事でもふれたように、HSPは愛着障害を抱えやすいので、自分が本来の気質以外に愛着障害も抱えているかも?と考えてみることはとても大切。

気質は変えることはできないけれど、生きづらさの部分は変えていけるので

自分が何者かわからないままだと、間違ったアプローチをしてしまったり、問題解決に遠回りになるだけでなく、ますます自分の首をしめかねない。

change-oneself.hatenablog.com

まずは自分の問題にとりかかること

本来のHSPの場合は、HSPと自覚するだけでずいぶん生きやすくなってくるものだけど、成育の過程で愛着障害も抱えてしまっている場合は、HSPと自覚したあとも生きづらさがなかなか消えていかない。

本来の自分の敏感さを受け入れたところで、愛着障害を抱えてから以降、長らく認知の歪みや発達課題の失敗などを残したままである可能性があるので。

その為どんなに自分の特性を理解しても、あいかわらず人間関係でつまづいてしまったり、ネガティブな感情に振り回されたりと、生きづらさは続いていく。

愛着障害があると、人と親密になれなかったり、逆に他人の愛情や信頼が欲しいために良い子や良い人でいようとストレスを抱え、精神的に病んでしまうことにつながってしまう。

また共依存や恋愛依存になり不安定で苦しい関係にしがみついてしまうこともある。

また、せっかく積み上げてきたキャリアや続けてきた仕事、築いてきた人間関係まで、壊してゼロにしてしまいたい衝動にかられるのも愛着障害ゆえかもしれない。

本来のHSPの気質だけでは説明できない明らかな生きづらさがある。

どうして自分の人生はこうなのだろう・・なんで自分だけこんな目にあわなければならないのだ・・

どうしようもなく行き詰ってくる頃になってようやく、自身の生きづらさの原因が、HSPそのものよりも愛着障害によるものだと気づいてくる。

生きづらさを抱えて苦しむ人たちの周りには、たいていそのそばにいる人たちも問題を抱えていたり、生きづらさに苦しんでいたりするもので。

日本の夫婦のほとんどが、共依存関係であると言っても言い過ぎではないように感じている。

それほど機能不全家庭も多いものだと思う。

ましてやHSPであり愛着障害もあれば、その人間関係は共依存に陥りやすく絡まりあって苦しいものになっているのかもしれない。

共依存関係においては、自分をまず助けなくてはいけないのに(無意識に)後回しにして、相手を助けようとして結果どんどん自分の首をしめていく事態に陥る。

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自分も助からないし、自分を犠牲にしても助けようとしたその大切な相手すらも助かることはない。

自分にとって大切な人が深刻な問題を抱えていたりすると、何とかして助けてあげたくなるのが人の心情だと思うけれど、それが共依存関係の泥沼にはまる入口であるかもしれないことを心に留めておこう。

相手の問題がとても心配で手を出してしまいたくなっても、見守るしかできないと一旦立ち止まってほしい。

人を助けることなんてできないと心得てほしい。

どんなに相手が自分にとって大切な人であっても、心配であっても、心を痛めても、それでもこの場合もまず自分の問題解決が先なのだ。

恋人や配偶者や子供を助ける前にまず何においても先に自分自身を助けること

自分が溺れているのに、近くで溺れている誰かを助けることなどできないように、2人とも水没してしまう前に、まず自分を助けることを考える。

まずは自分が安全で安心で大丈夫であること、それは例えば自立していくことであったり、自分の身体や精神を健康に保つようにしていくことであり、今自分自身が苦しくないよう楽に生きられるようになることであったり。

それができるようになってから、はじめて他人への援助をするという順番だ。

たとえ自分の子どもや配偶者や親が深刻な問題を抱え苦しんでいたとしても。

苦しんでいる家族を見て見ぬふりをして自分のことに先に着手するなんて、自己中だとか冷たいとか薄情だとかどうかしてるぜ!!とか思ってしまうかもしれないけれど、順番的にはこれが正解なのだ。

自分の苦しみや問題を解決してからでないと人を助けることなんて到底できないから。

愛する人が問題を抱えていたり苦しんでいるのを見過ごすのはとても胸が痛いものだけれど。

まずは自分が助けられる力のある自分であるかどうか見極めてほしい。

どんなに助けてあげたくても、自分自身も問題を抱え苦しんでいるなら、本来は自分のことで精いっぱいなはずだから。

他人を構っていられない、助けてあげられないという自分の現実と限界を知ること、それをしっかり認識して受け入れること。

自分に助ける力がないのに人を助けるようとすることは共倒れるだけなので。。

これは、一見大切な人を見捨てるように見えてそうではない。

まず自分を助けることが結果的に近くにいる大切な人を救うということになるのだ。

このことを知識として知ってほしいと思う。

まず何より自分を助けること。

自身が母親であるなら、それは経済的、精神的な自立かもしれない、うつの症状や不安障害などの精神的な疾患を抱えているなら、専門家に助けを求めることである。

そして、それこそが、結果的に周りにいる人を救っていく唯一の道で。

それほどに母親の精神的経済的自立は子どもたちを救うのだと肝に銘じてほしい。

そんな母親の姿を見て子ども達も自分の問題に着手しはじめる。

または、自分が子の立場の場合・・問題を抱えて大変そうな親たちに巻き込まれているなら、そこから距離を置き自分のことだけをする、考える。

自分の身なりをきちんとし、自分の学業、自分の仕事、自分のやるべきこと、自分の友人関係、自分の人間関係について考え、そこをまずきちんとやる。

最優先して考える。

 

生きていくだけでも苦労の多いHSP気質の人たち。

また、そのことにすら気づかずに、家族の問題に心を痛め何とか助けようと奮闘するも一向に良くなっていかず自分自身がどんどん追い詰められていくような生活、混乱の毎日。

そこから抜け出すには何においても自分自身を一番に考えて助けていくことを考え、見つめ直してみてほしいと思う。

 

 

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